えっ!ラマダンって「断食」って意味じゃないの!?【イスラムについて知ろう】【知らないと損する世界の常識】
どーもー、一平です。
イスラムのイメージが悪くなっている?
イスラム国のニュースが途絶えません。
後藤健二さんと湯川遥菜さんの殺害を警告 イスラム国が動画公開か
彼らやアルカイダ等、過激派の献身的な活動のおかげで、イスラム教ってちょっと怖いってイメージが強められている昨今です。
けど、イスラム教って世界の中で最も信者が多い宗教でもあったりします。
そんな幅広く支持されている宗教が「怖い」存在なのでしょうか?
どちらかというと日本では、「よくわからない」っていうイメージが本当のところでしょう。
僕自身も、イスラム教って…
こんなんや…
こんなんや…
こんなイメージしかない。
祈って顔を隠して断食しているイメージしかないのです。
だからしばらくの間、イスラムについてお勉強してみようと思います。
ノッてきたらシリーズ化するかもしれないので、その時はぜひ見てください。
前置きが長くなりましたが、タイトルの話をします。
さっきも書きましたが、僕自身イスラムに対してのイメージがかなり偏っています。
イスラムと聞くと最初に思い浮かべるのが、ラマダンという言葉だったので、ラマダンについて調べてみました。
日本ではニュースなどで「ラマダン入った」「ラマダン中」なんていう風に使ってしばしば「断食」っていう意味でつかわれます。
けど、ラマダンには本来「断食」なんて意味はないらしいです。
断食はイスラム語では「サウム」というそうです。
じゃあラマダンってなんなのよ??
本来、ラマダンっていうのは9月の意味で英語のSeptenberのようなものです。
(暦が違うので、完全に一致はしていません。)
なので正確に言えば、ラマダンの月にサウムという断食の行事があるのです。
日本では報道でラマダンを「断食月」と訳すようになり、断食のイメージが強くなってしまいました。
だから、道でイスラムの人に「ラマダンしてる~?」なんていうと、
「こいつわかってねぇなwww」と苦笑されるかもしれません。
皆さんのグローバル・コミュニケーションのお役にたてば幸いです。
以上!