【新ドラマ】「アルジャーノンに花束を」への期待と不安
どーもー、一平です。
TBSが新ドラマ「アルジャーノンに花束を」を発表していました。
山下智久、現代版『アルジャーノンに花束を』で連ドラ主演 野島伸司とタッグ (オリコン) - Yahoo!ニュース
はい、していました。
2/6の記事ですが、いまさら知りました(笑)
原作は、昨年6月にお亡くなりになったダニエル・キース氏の同名の小説なのですが、私はこの作品、むちゃくちゃ好きです。
- 作者: ダニエルキイス,Daniel Keyes,小尾芙佐
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1999/10
- メディア: 文庫
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私はこの小説を知ってきっかけは、10年ほど前に放送されたドラマでした。
フジのドラマでしたが、これにドはまりして、小説を買い、いっきに読み上げました。
それ故に、今回のドラマ化は期待と不安が入り乱れています。
前作が良すぎた
まず、以前放送していたフジの作品が良すぎたこと点です。知的障害の差別など、重いテーマも入りながら、温かく、ストーリーが進むにつれてさわやかな感情が感じられた作品でした。舞台を日本にしているものの、原作の設定とも離れすぎない作りになっていました。
一方TBS版では、ストーリーや設定が大幅に原作と変えているとのことで、原作好きな人が納得できる話になるのか、大きな不安があります。
また、TBS版の配役が山Pこと山下智久さんであること。別に山Pが悪いわけではないのですが、フジ版でハマった人はどうしてもユースケ・サンタマリアの演技と比べてしまうでしょう。それだけ、ユースケ・サンタマリアは天才になった知的障害者という難しい役を演じ切っていました。今回山Pは役者としてユースケさんを越えなければならないのです。
カギは監督の野島信司氏
今回のTBS版がヒットするならば、期待するところは監督の野島伸司氏でしょう。なぜなら、彼は以前に知的障害者を扱ったドラマ「聖者の行進」でヒットした経験を持つからです。ほかにも、「高校教師」など、重いテーマを扱った作品を得意としている野島監督にとって、「アルジャーノンに花束を」は非常に相性が良い作品だと思うからです。主人公が働く場所をパン屋から花屋に変えたり、設定を大幅に変えることを宣言しているので、どこまで野島ワールドに引き込ませてくれるかが楽しみでもあります。
すべては4月にわかる
TBS版のアルジャーノンが駄作となるか、良作となるかはドラマがスタートする4月にわかります。
良い意味で裏切ってもらいたい作品です。
以上!