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非課税でお得な”NISA(ニーサ)”で投資デビューはデメリットが大きい?

どーもー、一平です。

 

三が日もおわり、明日からお仕事という方も多いと思われます。

かくいう私も同じです。

新年の目標も決まり、お金についての運用について考える方もいらっしゃったのではないでしょうか?

そんななか、証券会社各社では早速NISA(少額投資非課税制度)のCMがでてきました。


三菱東京UFJ銀行 DoSmart 「NISA」阿部寛 三浦春馬 石原さとみ 小日向 ...

 

石原さとみさん、かわいいですね(笑)

けど、CMの内容に関しては、「ん?」って思うんですよね。

というのも、NISAって初心者向けなの?って思うわけです。

 

NISAは、「専用の口座を作って毎年100万円分の株式や投資信託をいれておけば、5年間、その分の運用益や配当金を非課税にしますよ。」ってシステムです。

現在日本では、株式等の運用益について20%の税金がかかってきます。

たとえば、株を運用して10万円のもうけが出れば、その20%ですから2万円が税金に、残りの8万円が手取りになります。

それが非課税になるんですから、確かに結構大きいですよね。

 

ですけど、デメリットもあります。

一度株を売ってしまうと、その枠をつかって新しく株を買うことができません。

つまり一度売却をすると非課税の恩恵が受けれない!

さらに損が出ている場合に売却すると、逆に損するケースがあります。

 

 

こちらのサイトに詳しく書かれておりますので、ぜひ読んでみてください。


【必読】NISAのデメリット・・・ちゃんと分かってますか? | 【節約投資のススメ〆】

 

これだけ読むと単純にNISA最高!とはいえないですね。

 

私はこれらのNISAの特徴から、投資デビューの人には正直おすすめしません。

理由は、損切りのタイミングが難しいのと株高という時勢的な問題からです。

 

経験上、投資初心者が一番苦労するのが損切りだと思うからです。(ある程度経験のある方でも苦労しています。)

普通の取引なら、だめだと思った時にすぐに売ればいいのでしょうが、NISA取引の場合、非課税のメリットが頭をちらつかせ、気持ち良く損切りができない場面があると思います。

 

あと、預けっぱなしにしないといかないこともデビューにはどうかと思います。

このCMをみるかぎり投資デビューの対象者は20~30代の若者です。いくら余裕資金とはいえ、小さな額ではないでしょう。その大切なお金をただ口座においておくより、しっかりと情勢を勉強をして売買をした方が、その経験と知恵が将来の財産につながると思うんです。

勉強は一番の財産です。

 

書きたいこと書きまくってきましたが、

少しでも、この記事が投資デビューを考えていらっしゃる方の参考になればと思います。