リニア中央新幹線は無駄なんかじゃない!むしろ生き金!
どーもー、一平です。
始まりましたね!リニア中央新幹線!
完成すれば、東京から大阪まで1時間ちょっとで行けちゃうんですよね!
未来がやってくる感じです。
そんなリニア新幹線ですが、建設自体が無駄との意見もあります。
【人口減少の続く日本での乗客確保】
ウォールストリートジャーナル紙によると、1億2700万人で停滞している日本の人口は、2048年までに9910万人に減少、さらに2060年までに8670万人に減少する見込みだ。BBCは、2013年日本は合計24万4000人を失った、と報じている。戦後ベビーブームを迎え、1970年代の人口急増以降、継続的にどの年代も減少している。2014年には人口の25.1%が65歳以上である。リニアモーターカー完成予定の2045年には、日本の人口も、主要都市の人口も激減することが予測される。『Quartz』によると、大阪の人口は2025年までに5%減、東京の人口は2020年にピークを迎え2027年までに激減する見込みだ。人口統計学者は、2010年の1316万人から2100年までには46%減少し、総人口が713万人にまで落ち込むと見ている。政府の最新データによると、仕事で東京に来る通勤者の統計もまた、1990年代半ばから減少し続けている。
【海外メディアの反応】
『ビジネスインサイダー』は、乗客数の確保は難しいのではないか、と指摘する。『Quartz』は、莫大なコストもさることながらタイミングが問題だと論じる一方で、公的資金によって建設速度を速める可能性を示唆している。現在、大阪・東京の15歳以上は通学・通勤に平均して週に5時間を使っているという。需要が多いうち、より早い時点で大阪・東京間の距離が短縮されることが期待される。
つまりお客さんがいないから、建設費9兆円は無駄だといいたいようです。
けど私の意見は逆で、むしろじゃんじゃん作るべきです。
理由は
①移動の技術革新は最終的にペイするようになる。
②技術を輸出できるようになるから。
③観光資源になるから。です。
ひとつずつ見ていきましょう。
①移動の技術革新は最終的にペイするようになる。
人間ってやっぱり早いものが好きなんですよ。結局
馬が最初にあって汽車ができて自動車ができて飛行機ができて・・・
安らかに生活できる場所を求めて大陸を移動してきた人間にとって、遠くの場所にすぐ行けるっていうのは本能的な欲求なのかもしれません。
インターネットがこれだけ発展したのも、情報に関する物理的な制約(遠くまで聞きに行ったり、本を届けたり)がかからなくなったためでしょう。
革新的な技術は最終的にプラスの効果をもたらします。
あのトヨタだって、最初自動車作るときは反対されたそうです。わざわざリスクを犯して日本製の車を作ることはないって。プリウスだって最初は高くて、「誰が乗るの?」って言われていましたよね。今ではみんなが乗っています。
将来的には標準になり、コストも下がり、みんなが乗れるようになります。
②技術を輸出できるようになるから。
今でも日本の技術は様々な国に輸出されています。
現状の新幹線も、発電所も、本当にいろいろな技術が!
これにリニアが加わったら、すごい強い商材じゃないですか?
新幹線の輸出の場合は、フランスのTVGなどライバルがいくつかあります。
その中で抜きんでたスピードのリニアが入ってきたら?
それこそ大陸の国は移動の距離もあるので、需要は速度のあるリニアに向くのではないでしょうか?最先端の技術を持つとは抜きんでた特権があるのです。
③観光資源になるから。
外国に旅行する際、ヒトはだいたい二つのスポットに集まります。
「歴史的・文化的なもの」と「先進的・未来的なもの」です。
日本にくる観光客は、どちらかというと後者に興味があるんじゃないでしょうか。
新しいもの好きの人がやってくる日本。当然リニアができたら乗るでしょう。
現に、今の新幹線も大人気だそうです。
こういう鉄道系が好きな人は世界中にいます。
そういう人たちが、日本に来るきっかけにもなるでしょう。
だから、そんなに悲観視しなくても大丈夫!
むしろ今の世の中現実的な人が多すぎるんだから、夢のあるものどんどん作りましょ!!
以上!